2016.05.09 Monday

インド オーガニックコットン紀行 full version from Off Season Magazine


インド オーガニックコットン紀行


インド

と聞くと一度は行ってみたい!
これまで幾度となくそう想っていた。
よく言われる、”呼ばれないと行けないよ。”
いつ呼ばれるのだろう。。。なんて想っていたなあ~
が、遂に!喚ばれてしまった!!
千差万別、それぞれのインド体験があると思いますが、 これからの綴りは自分のインド体験になります。




路上にてライブスクリーンプリントをするBig O project。

Support OrganicやDo Upcyclingをメッセージとして5年。
自身の取り扱うオーガニックコットンのTシャツがインド産で、
その1枚を作るのに200gのコットンが使われ、 その200gの綿を育てるのに2000lの水が必要で、
もしその綿がオーガニックでない場合、大さじ10杯の農薬が その1枚に使われていて、と頭では知っているのだけれども、
実際のところ、だれが、どんなところで、どんなおもいで、どーやって? 農薬を一切使用しないで、
このオーガニックコットンTシャツを作っているのか? それを見たくて、このMessage Tシャツを作ってくださっている
繊維商社の豊島が始めた地球にちょっと良い事を!をテーマにした部署である
オーガビッツにお願いをして、昨年12月、コットンの収穫期を迎えた インド、オリッサ州の村に付いて行ったのでした。




ヒマラヤを横目に飛行機でNew Delhiへ、

国内線に乗り継ぎ真逆のVishaka Phatnamへ、そこで現地のオーガニック農業支援をするNGO団体
Chettna Organic(チェトナオーガニック)の方々と合流し、 そこから寝台列車で6時間、
Keshingaという駅に夜中と早朝の間に到着し、そこから車で小一時 間。。。
その日はそのままChettnaのオフィスにて爆睡。 翌朝またまた車で小一時間移動してやっとこさたどり着く。
そこは何にもないが、全てが在るところでした。




寝台列車で一緒になったラディッシュさん

インド人はおしゃべりが大好きと聞いてはいたけど、ちょっと話しかけると 会話が弾みます。
公用語で22種類もあるインド、お札にも沢山の言語で1ルピーと記されている。
なので、都会の乞食にも英語が通じます。
インドに着いてから上がりっぱなしの自分。
そんな自分がインドで寝台列車なんて、まるで何かの小説 のよう。
さっそく目の前に座ったラディッシュさんとコミュニケーション!
"おいら達はオーガニックコットンの畑を訪れに日本から来たんですが、 Youは何をしにとてつもない田舎にむかっているの?"と質問。 すると”私は脳神経の医者です。日頃からとても沢山を神からを与えていただいていると思ってる。
だから私の診察、治療を必要としている人々に、私が与える事ができることを施しに向かっているんだ。” とラディッシュさん。

わあおおおーーー 始まりましたっあ!!! いんどおおおおお!!!

ここからはおしゃべりマシンガン炸裂です!!!
”いいかい、よく聞けよ。
インドってえ~のはな、7000kmのコーストラインとヒマラヤ!
これがインドなんだよ。”
すなわち、インドはヒマラヤの裾野であるこの広大な土地、そしてヒマラヤから流れる豊潤な水がある 農業大国!

農産物の輸入はZERO!! この13億人もの民は自国でその命を支え、自活をしていたのでした!!!

とそんな話をしていると、一緒に旅をしている若者が、”タバコってすえるんですかね?”と。
すると私は”ダージリンエクスプレスっていう映画見たことある?
その映画の中では窓から顔を出して 吸ってたぜえ~”と ”じゃあ踊り場に出て吸ってきま~す”と若者。
 

その後もラディッシュさんとの会話が弾む。 ”いいかい、インド人の大好きな話題は3つだ!”とラディッシュさん。
”クリケット、ボリウッド、ポリティクス”
日本で政治の話題を女子とすると煙たがれるけど。
場所が変われば全て変わるもの。 そーいえばChettnaの事務所でもみんなで国会中継に見入っていたなあ。
”そんなに興味があるということは、この国の投票率は高いの?みーんな選挙に行くの?”と聞いてみる。
すると”俺は行かない”と偉そうに言う。

でたあ~ザインド!

この暖かいんだか、冷たいんだか、よくわからないこのバランスがインドなのです。
そこら中ウンコだらけだからって、ここでタバコ吸ってもダイジョブっしょっ!とか思って吸っちゃダ メ。
そこら中を徘徊している牛を聖なる神の使いと崇めておきながら、牛が物乞いしにくるとあっちいけ! バッシッっとひっぱたく。
このコントの中に入り込んでしまったかのような感覚。笑うところが満載なのです。

話はポリティクスに戻って、ラディッシュさんが聞いてくる。 ”アメリカに政党はいくつある?” ”2つ”と答える。
”じゃ日本にはいくつある?” 律儀に指を数えて、”10ぐらいかな”と自分。
”インドにはいくつあるとおもう?” 全くわからないがカンで”5つ”と言う。
”この国には300を超える党があるんだぜえ~”とラディッシュさん。

”でもインドは最近すごいスピードで発展していて、この国の民、全員が奇麗な水にアクセス出来るよう になって欲しいし、
インフラが整って自由に移動出来るようになって欲しいと願っている。
だから全員 が今、この国が何をしようとしているのかということにとても関心があるんだ”

などと話をしていると通路を挟んで寝そべっているインド人が自分を呼んでいる。 踊り場でおまえの連れが揉めているぞ!と。

通路を振り返ると、マシンガンをひっさげた制服姿の方々がタバコを吸いに行った若者を問いつめている。
英語が苦手な彼に変わって自分が呼び出される。

”どーしたんですか? What’s going on?”
“こいつがここでタバコを吸っていた。公共の場所でタバコを吸うことは禁止とされている。
ここにも書いてあるが、10万ルピーの罰金を払ってもらぞ!
とにかく乗車チケットをみせろ”というので、座席に取りに戻ると、
”どーした?”とラディッシュさん。
”いやあ~これこれこうで、10万ルピー払えって言われちゃって。。。”
というやいなや、いきなり腕を捲り上げて”テヤンデエーっ”とラディッシュさんが江戸っ子に変身!
そのマシンガンを持った制服姿に突進し、マシンガントークを炸裂!!
ここからは何を言っていたのか推測ですが、たぶんこんな感じ!
”オラアッー コイツラハ ワザワザ エンドハルバル ニホンカラヤッテキテンダゾオー! ソンナゲ ストニ クダラナイコトイウウナッ!”
するとその制服が”ジャア ルール ハ ドーデモイイッテイウノカアッ”。とやりあってくださり。
もう乗車している全員が味方になって制服をニラム。
塩をかけられたそのマシンガンと制服は溶けていなくなるかのようにフェードアウト。
そんなこんなで 一件落着!
この出来事で長時間の旅の殺伐とした車内の雰囲気が一変し、
一気に人類皆兄弟となり、満点の星空の下、列車は皆を乗せ線路を行くのでした。




一難去ってからラディッシュさんから訓示をいただくことに。

”郷に入れば、郷に従えって言葉、知ってるか? ここインドではあらゆる人種があらゆる言語で生きているんだ。
おまえらは日本からきたツーリストのつもりかもしれないが、 ここじゃおまえらのパスポートを確認しないかぎり、
お前らが日本人だなんてことはわかんないんだ ぞ!”と。

日本人から脱却し、地球人となった瞬間
みんながそれぞれ違って当たり前ということをベースに成立っている素晴らしさを、
そしていろいろな 事が起こるが、必ず最後にはHappyend、everything is allrightなインドの寛大さを実感すると同時に
ラディッシュさんの人格者ぶりに圧倒された素敵なインド体験となりました。

駅に到着しラディッシュさんとお別れ。駅構内で布に包まる人々を横目に お迎えの車に乗り込み、本日の宿へ。
噂通りの水しかでないシャワーを浴び、バタンキュ~。。。 数時間目を閉じて、念願の収穫期を迎えたVillegeへ。




いざ村へ!

翌朝、宿泊先であるChettnaの事務所から下を眺める。 車、力車、バイク、自転車、頭に沢山乗っけて歩く人が行き交じっている。
その道に車に引かれたであろう真っ赤な血を頭から流している野良犬。
死が日常にある雰囲気。
そんな小さな町を過ぎ去り、行き交う人々、畑だらけの景色、そして山の中を抜けると黄色いお花や、 弾けた白いものが増えて来た!そうです!コットンの花は黄色くて、それが枯れて実が膨らみ、弾けて白い綿がなるのです。

進めば進むほどいつの間にかそこら中コットン畑。
ついに来ちまっただあっ~感が急上昇!
すると車が止まり、大爆音の打楽器の音が鳴り響き始め、
インドの民族衣装であるKhadi(カディ:コットンを手で紡ぎ、手で織ったもの)を身にまっとた素敵な笑顔の方々にお花の首飾りをかけてもらい、眉間に赤い印と黄色いお米をつけていただく。

唯一知っているヒンディ語である”ナマステ~”を連呼。
頭の中では清志郎の”ヨーコソオ~”
うれしすぎる!!!

そのまま村の集会場のような装飾のされた布で四方と天井が囲まれた中に通されごあいさつ。
刺繍作家である二宮さんの刺繍ワークショップが始まり、しばらくそのやりとりを眺める。
あま~くてあついチャイをいただく。
するとワークショップの人の集まりを抜け出て、村の周辺を散 歩。

手作りの建物、自由に行き来する動物たち、広大なコットンフィールド、川、遠くに見える山。
あるもので全てが出来ていて、無駄がなく、糞ですら燃料として使用するように乾燥して奇麗に保管されている。
全てがシンプルに循環の円の中にあり、全てが有機的な線を描いていて、まるで何かの絵画のなかに入り込んだかのよう。

旅で移動移動と忙しくやっていると、次の事にとらわれがちで、今そこにある瞬間に居れないことがあるが、
この田舎道を裸足で肩を組んで歩く子供達や、農作業を終えて休憩前に川で汗を流しにいく人々を見ていると、
なぜだか自分の心の奥底がほっとして、自然と深呼吸をしたり、空をただただ眺めたりする自分に気づく。
そしてこの世の不思議すべてがとても美しく、楽しいことに想え始め、懐疑的な不安なんていう物は一切消えてなくなる。
そしてその大空を巡った感覚は自分に戻って来て、 日々という日常に、そして今に感謝の念が沸き起こり、
旅に来て良かった!と全感覚で感じるのである。
 

そんなニコニコしている自分にchettnaで有機農法の研究をしているアショカさんがBig O projectについて質問してくる。
”最初はその場でプリントをする事を通じてオーガニックをサポートする事をメッセージとしてシェアする活動だったから、
Big Organicで略してBig Oと言っていたんだけど、
活動を続けていってオーガニックだけではなく、捨てちゃう物や、着なくなったものなどに
プリントを載せてまた洋服達が着られる機会を得て、Upcycleされればなあ~とか、
化学的なインクや、我々の消費活動の事などなど、どんどん メッセージがいろいろな事とリンクをして行って、
オーガニックのOだけでは無くなってしまった。。。
昔から大好きだった”Big Oとの出会い”という絵本があって、
パックマンのように部分的に欠けている子が、その欠けているケーキの部分をうめて、正円となり、
自由に動き回れるようになるためにそのケーキの形に出会って行くお話で、
いろんなケーキの形に出会ってはめてみるんだけど、長すぎたり、短すぎたり、
足す事ばかり考えていてなかなかまん丸になれなく て悩んでいると、

そこにまん丸のBig Oが登場!
きゅるきゅるきゅる~っと自由自在に動き回るBig Oを見てそのパックマンみたいな子は目をパチクリ。
そしてBig Oに自分で動いてみよう!っとしたことあるの?と新しい視点を聞く。
最初はうまく動けないけど、あきらめずに頑張っていくと角が取れていって、
その子もまんまるのBig Oになっちゃうお話知ってる?

だからBig Oとは、参加して、その結果オーガニックがサポートされてたり、無駄なゴミが無くなったてたり。
楽しい事を選んだら世の中が大きな循環の輪(Big O)を描いているというプロジェクトなんです。”と言うと
笑顔のアショカさんが”そしたらここはBig Oかもしれないよ!”と。

広大な有機農法で育てられたコットンフィールドを案内してくれながら いろいろなO(オー)な話を始めるアショカさん。

コットン栽培発祥の地はここインドである事。

アショカさんの着ているKhadi(カディ)とはインドの伝統的な名産品で、
昔イギリスの植民地だったころに 綿だけをイギリスに持ち帰り、産業革命真っ最中の工場でシャツとなり、
それを我々に着ることを押しつけ、我々の産業が衰退したが、
ガンジーが独立運動の時に言った”国が独立するということは、その国には産業が必要である!”ということで、
カディをまとうことが独立運動の象徴となった事。

Chalka(糸車)を回すガンジーの写真を見た事があるだろう?と
そんな糸車はインドの国旗の真ん中に今も記されている事。
オレンジ色はブラザーフッド、白はピュリティ、緑は自然を表している事。
今でもインド人はおじいちゃんから孫まで全員で暮らしていて、先祖代々その場所は受け継がれている事。
だから自分たちが生活を営む地がそのまま自然で、有機的であることがとても大切な事だと想っている事。

ここの村では87人が共同生活をしていて、メインにコットンを有機栽培して、それが収入源である。
土地の多様性を失わない意味もあるが、その他にマーケットで売る用や、自分たちが食べる為の野菜も育てている。
当たり前だけど、インド料理では欠かす事ができないスパイスからすべてがオーガニック。
そうした大小の村々がこのあたりには400ぐらいあるんだよ。
こんなにバカでかい土地なのに石油を使うトラクターとかそういった類のものはなく、
農具もあるもんで手作りしたものを牛などに引かせ、
沢山の手をつかって刈り取っている。そしてそれでいいんだと言 う。


都会じゃ区画整理だ、ITナンバー1だっ!と言っているインド。
でもこのインドの果てに自然と直接的に関わる日々があるが故に、
未来と繋がっている大変だが笑顔の絶えない日々のがあった。

今想うと、あの青空の下、大鍋で料理されたAll made in LocalでOrganicなカリーの味が全てを表して いた。

オーインド!ありがとう!





2015.12.16 Wednesday

Visiting the origin of our message T-shirts ~ Tシャツをほどいたらインドにたどり着いた。

MESSAGE T-shirts

いつもライブプリントで扱っているMessage Tシャツ。
これはBig O projectとオーガビッツがOrganic supportすることを伝えよう!と数年前から創り続けています。

そんな
地球にちょこっと良い事を!というテーマで繊維商社の豊島が10年間続けて来た活動であり、ブランドであるオーガビッツ
実際に現地のNGOであるChetna Organic(チェトナオーガニック)を寄付を通じてサポートし続けているFelissimoのPEACE BY PEACE projectにくっついていきました!

Message Tシャツの原料であるオーガニックコットンはインド産なのです!!


そもそも自分たちが住んでいるこの国は様々な理由で、自国で物を作らなくなってしまい、
どこかで、だれかが、どうにかして作った物を輸入して、これだけ沢山の物に囲まれた生活をしていて、
鎖国したら何にもなくなっちゃうんじゃないか!
なんて思ってしまうぐらい良くも悪くもグローバライズされた国だな〜と思っていて、
だからこそあえて、われわれのTシャツを作っている場所、人々にいつか会ってみたいな!
そしてそれをプリントを通じてメッセージをシェアした人達とわかちあいたいな〜って漠然と想っていたのです。

そして!今回!その思いが通じ!このような形で初めてのインドに呼ばれる事になったのでした!


INDIA
先ず、インドはデカかった!
国土は日本の約9倍!
そして人口は約13億人!!

そしてそして
寝台列車で一緒になったラディッシュさんが教えてくれたインドを象徴するフレーズ。
我々の国は7000kmの沿岸線とヒマラヤで出来ている!!!!

すなわち
ヒマラヤの裾野に広がる巨大な土地と豊潤な水があるということ!!!!!

そう!
インドは農業大国なのです!!
農産物の輸入はZERO!!!



田舎の農村を巡るとこういった景色が沢山!


Chetna Organic
先ず、Tシャツを軽くほどいていくと、そんな大国で有機農法研究と支援、フェアトレード推進の活動を行っている
NGOのChetna Organicという団体にたどり着きました。



チェトナのみなさん
オーガニックの認証を取る人、種を保存する人、水のプロフェッショナルの人、
経理の人、土壌担当の人、プログラムを運営する人、記録をする人、有機農法を研究する人、農民に有機農法を伝授する人などなどと
そのチェトナの運営をサポートするフェリシモの人、チェトナの糸を仕入れているオーガビッツの人、
そしてJICA(国際協力機構)の人と、この写真を撮る自分。

我々がお邪魔させていただいたオリッサ州は山賊などが出て危険な為、ジャイカの協力がないと訪れることが出来ないのです。。。
この州では、観光のビザではホテルに滞在が出来ません。。。
観光は危険なので、被害を未然に防ぐ法律だそうです。

このような皆さんと飛行機、寝台列車、車、バイク、渡し船などを駆使して、チェトナが支援をしている農村を巡る旅が始まりました。


Villeges

とにかく、どの村にお邪魔させて頂いても、とても暖かいお出迎えを受け、
ここのどこが危険なのじゃ!となるのです。







着いた翌日の朝、ベランダでチャイを飲んでいると、引かれた犬から真っ赤な血が流れて倒れていました。
そしてその横を過ぎ去る牛や、人や車。日常にある死。
その様子を見て、一緒にいた方がぽつっと、生と死が直結している感じがしますね。と、
それを聞いて、それはどこでも同じなはずなのに、インドのそれの方が生っぽく、先進国の方では確かに死が無機質な感じがするな、と想ったその午後に、このように何にも無い所で、自然と直結し、手を沢山動かして、無い物は作り出し、村のみんなで共生している。

とてもフューチュリスティックでプリミティブで、シンプルで、
それは生きるという、とても繊細な大きい何かを感じました!!!


1番最初に訪れたLebed村は159人が共生していて、コットンとPaddy(お米)を有機農法で育てていました。
そういった村がこの辺には大小合わせて約400あるそうです。
どの村もそうですが、コットンとお米が主となるのには理由がありました。

先ずコットンは農作物の中で1番お金に換わるから、
そしてお米ですが、この訪れたオリッサ州がインドの米所だからなのです。
300種類以上のお米がここオリッサでは作付けされているそうです。


なので、当たり前のように日本の米と変わらないなあ〜なんて想いながら食べていたこのお米!
センタードライスという種類だそうですが、後々に聞くと、インドではこの辺りでしか食べられないとのこと!!
そういえばこの地を去ってからは細長ーいインディカ米しかなかった。。。

もちろんコットンとお米の他にもマーケットで売ったり、自分たちで食べる用の野菜も自ずと有機栽培!
そんな村の人々には当たり前だろうけど、自分にとってはお金を払っても食べる事が出来ない、
とてもスペシャルでAll made in Localなタリーをいただきました!!

とても素朴でいくら食べてもいやにならないカレーでした!!!
(因にカレーというと伝わりません。。。それは日本食をくいたい!と言っているのと同じで、日本食の何が食べたいの?となります。)

村は素敵です!
広大な土地と横を流れる川



苗を作る人達



シンプルな道具達




隅々まで整理整頓された気持ちがいい気質の空間。



糞も燃料として保存。清潔感が半端ない!


コットンは年に1度しか収穫が出来ないので、冬にも稼げるように縫製や刺繍の訓練を行う場所



のどかな未来へ直結する場所


この村の特徴である牛糞の塗り壁。
夏は涼しく、冬は暖かいらしい。



全ての生きとし生けるものが小さく共生するこのスケールの大きさ!


そしてその次の村へ移動



すぐそこへの移動もいろいろあってゆっくりです。
でも横を向けばそこらじゅうにコットンが弾けてます!


Bachaka Villege


32軒の内28軒がオーガニックファーミングをしていて、
85エーカーの土地の内、51エーカーが有機農法に使われている。
この畑では児童労働の搾取や、農薬の使用を通じて環境の搾取は行われていない。
農産物の多様性を持たせるようにしていて、自活できるようにしている。と書いてある。

因に1エーカーは200m x 200mで、1エーカーで約500kgのコットン(種の重みも入る)が育つらしい。


この村には近隣の村の子供達も通う学校がある。


なんと地球歴っぽいものを発見!!!


こちらの方々は踊るのが大大大すき!!!
今回おじゃまさせていただいた村や学校では踊る事、絵を描く事、フェリシモさんの刺繍教室などがありました。
それはMAADというプログラムで、ただ有機農法を推進するのではなく、
Music, Art, Aguriculture, Danceを通じて楽しみながら行い、伝えて行くという試みで、
それぞれの村の結束にもつながっています。

チェトナの有機農法の研究を担当しているアショクさんが教えてくれたのですが、
インドでは先祖代々の土地を受け継ぐことが伝統で、家族は必ず一緒に住んでいる。
だからその土地を守るという事は、そこに住む人々が楽しく、そしてその土地を好む事が大切。
そんな意義がこのチェトナの活動を推進し、大きな循環を描く事に繋がっているとのこと。


給食!!! ご飯とダル(豆のスパイススープ)


おかずは少ないですが、米所なだけあって、こんな小さい子が
こんなに食べれるの?って思うほどの量!
たぶん米所だからこんなにお米があるんだろうな!


お別れをして、その反対側にある畑へ。

アショカさん曰く、ここの畑は小さいが故に我々が行っていることを理解しやすいパイロットファームで、
有機農法に変換したいという人がいると、ここに連れて来て見学してもらう事がよくある畑だそう。




ここはコットン以外の物を育てて、マーケットで販売をして、冬の収入を得ることを試している所。


地下水を使って生活用水と作物にまく水を得ている。
ソーラー発電でモータを動かしてくみ上げれるようになった。
これもこの場所に似合った水の確保の仕方などをチェトナが協力して形にしている。

これは天然の冷蔵庫。
マーケットに行けないときや売れ残った物があっても
この装置で新鮮にだいたい1週間ほど保てるそう。

こういった自活支援のすべてはあるプログラムによって成功している。
先ず最低10人の女性がグループになる。その内、1人でも結婚している女性をリーダーにする。
インドでは結婚をすると相手の家庭にお嫁に行ってしまうので、概婚でこの地にとどまっている人がリーダーに成ることが必要。

そして1人10ルピーづつ毎月貯金をする。1ヶ月で100ルピー、1年で1200ルピー貯まる。
するとそれを担保に1500ルピーの融資が得られ、合計2700ルピーを自分たちが考えた商いに使う事ができるようになる。

彼女たちの場合は野菜を作り、マーケットで販売し、コットン以外でも収入を得て、安定して年間やっていけるように考えた。
なので、ただ支援や寄付を受けることから、自立することに成功しつつあるグループなのです。
そうやって得た融資や売上げから、この冷蔵庫、ソーラー、井戸まで、自分たちの努力とチェトナのアドバイスで整備することができたのです。

チェトナは必要な事を全部やってあげるのではなく、相手が何をしたいのか?
それに対して、こんなことできるよ!といった必要なインフォメーションを教えてあげたり、アドバイスを提供したり、サポートをしているのです。
ただ手を差し伸べるのではなく、共に行っている。


Tentulipada villege


この村は先ほどの村と比べると規模がでかい!

そしてこの村には2014年のSEED BANK AWARDを受賞したお母さん達がいらっしゃいました!


この村は野菜やコットン、米だけでなく、インドでは欠かす事のできないスパイスまで全て有機で育てていました。
完全自給自足!


全ての種の情報が記録されている。


Chetna Organic Reserch & Conservation Center

チェトナオーガニック研究と保全センターへ!
ここでは有機農法の研究をいるのですが、産業や化学的な物は一切なく、
自然の力をどうやったら邪魔をせずに最大限引き出す事ができるか!ということをやっている場所です。



それぞれ種類が交わらないように、行った実験がわかるように、
細かく分かれている。






これは葉っぱをうねに敷き詰めて、うねが保水できるように試していて、
このやり方は君の国、日本の自然農の第一人者のMasanubu Fukuokaのアイデアなんだよ。と
こうすることで乾期に種を撒く事ができて、収穫を約2週間早める事ができるらしい。



コットンとコットンの間には害虫が好きな葉物を植える。
それがトラップになって、コットンが害虫から守られる。
そして、人間が食べるための物も植える。
そうやって多様性を増やす事で、土壌も豊かになるらしい。


インゲンや

ごま


お米も。これはお米の中まで黒いおこめ。


説明をしてくれたアショカさん

インドのコットンは葉っぱが細くて、コットンが下に向いて、
沢山の実がつく。


アメリカのコットンは葉っぱが大きくて、大きな実が上に向いてつく。

なので、コットンを収穫する女性はアメリカコットンが好き。
なぜなら上に向いていてピックしやすいから。
でも収穫をしない男性はインド産が好き、
なぜならインドの方が、1つにたくさん実がついてお金になるからとのこと。



左はインド、右がアメリカ。
アメリカの方が平均の長さが30mm、
インドは平均で20mm。
長い方が良質な糸が作れる。
短いと紡ぐ作業が増えてダマになるから、コーミング(くしで解くこと)して、表面をきれいに整える。


腐葉土の研究をしている場所。

横に見えている空気穴がみそで、これによって葉っぱが発酵し、
栄養の含んだ土がつくれるらしい。

天然の害虫剤

上の壷に家畜のおしっこを入れて、
それがゆっくりと水が入っている下の壷におちる。
そこで発酵したものが手前の赤い入れ物に入る仕組み。



これは4種類の害虫よけ。
左から2番目のTOP10と名付けられた物は、10種類の葉っぱをブレンドし発酵させて作っているらしい。
半端ないニオイ!


もちろんシードバンクも




おなじみのコットンの種


ここまで大変長くT-シャツをほどいて参りましたが!
ここからがメインです!!


Origin of Our T-shirts

どの村のオーガニックコットンもバクバク弾けておりました!!!
冬のオリッサですが、気温は35度。夏に咲く雪のよう!!!





もうカニミソが溢れんばかり!!!
しかも化膿しているのでは?とおもうぐらい健康的にパンパンにふくれてまっす!!!



かあさん
ここが僕らのMessage Tシャツのふるさとでっす!!!!!!




コットンはこうやって手で収穫されます。
1kg(種付き)のコットンをピックして、5ルピー(約10円)の報酬。
1つの種付きコットンボールの重さが平均で3g。
平均的に40個のコットンボールが1つの木になるので、
1kgのコットンを集めるのに約7、8本の木を収穫して10円です。

そうやって集めたコットン。一年でオリッサ州の総オーガニックコットン量は200000トン!!!
でも世界で生産されるコットンの総量を100としたとき、
オーガニックコットンはわずか1%にしかならないのです。。。
これが世界七不思議のうちのひとつなのです。


そしてそのコットンがマーケットにて買い取られます。

MANDIとはマーケットのこと。


お母さん達が一生懸命収穫したコットンは1kg(種付き)につき43ルピー(86円)で買い取られます。

そしてこのマーケットからジーンという種と綿を分ける工場に買い取られます。
オリッサ州には45のジーンがあり、その内たった3つのジーンのみがオーガニックコットンを扱えます。
オーガニックコットンをジーニングするときに農薬を使用したコットンをジーニングした機械で行っては意味が無いので。。。

このジーンが畑の地主だったり、種の元締めだったりするのですが、残念な事にジーニングされて、綿とおさらばした種は農家さんには戻らないのです。。。ここは推測ですが、たぶん種で商売をしている人が、毎年農民に種を買ってもらう為だと思われます。
種を牛耳る者が強い世界です。。。

そしてこのジーニングの段階で通貨の単位がルピーからUSドルに変わります。
ジーニングされたコットン1kg(種無し)がいきなり$2になって、

綿のままでは国外に輸出することを禁じているインドでは、綿を糸に紡績しなければなりません。

綿を糸にすると、1kg$5になります。

それをニッティングするとこに運んで、送料がかかり、
縫製してTシャツにして、ネームをつけて、たたんで、袋詰めして、検針や検品をして、出荷して、関税払って、
倉庫に一度入れて、それぞれのストアに出荷して、ストアの家賃、人件費、サンプル代、売れ残った分も乗っけて、
そうやった全てが乗っかって、お店に並んでいる値段になるのです。

こうやってTシャツをほどいていってみてわかったことの1つ!
それは末端から大元に戻れば戻るほど利益がない!
生活が厳しい!

なので、
いくら大量に生産しているから安く作れるとはいえ、
どんなカラクリを使って、あの格安な服のメーカーなどは末端で
あんなに安くできるのだろう?
 
何かしらの搾取をしないかぎり、できないのでは?と勘ぐってしまいます。


だがしかあっしい!
末端の人達の方が辛そうで、大元の人達の方が楽しそうです!!!
足り過ぎている先進国より、
先進国の感覚では足りていないと思っている村の人達の目は生き生きしていました!

足りすぎていると、足らない足らないと思い。
足りていないと、あるもので満足できる!!!

とにかあっっく!
有機に育てていただきまして、誠にありがとうございます!
大切に着させていただきまっす!!


I LOVE LOVE LOVE the Land and People of INDIA!!!

















 
2015.03.18 Wednesday

Man with few things

やっとこさ去年の5月のNYから始まったツアーがこの1月のオーストラリアにて終了し、
久々にブログをやろう!という気が出まして、というかこの人の事をずーっと伝えたかったのです。

この人とはブランドン君のことで、去年の5月にpatagonia presentsのDamnationツアーでNYにて
友達を通じて紹介してもらい、初対面にも関わらず、料理をすることを条件に私を2週間も滞在させてくれた方です。

NY到着のその夜に知り合いのオープニングにて合流をして、そこから彼のお宅へ向かいました。
どの辺のどんなところに住んでいるのかな〜とか想いながら歩いていると、
なんとブルックリンのウイリアムスバーグブリッジのたもと、Mallows & Sonsまで歩いて鼻の先ではないですか!!!
部屋は天井は高いし、ブリックウォールでなんともニューヨーカーらしい部屋!!!
こんなとこに住むんだから、そりゃあ〜金もちなんだろうなあ〜と勝手に創造。
なのでその創造が質問になっていき、

何やってるのと聞くと、以前はIT系の会社のしゃっちょさんだったが、売上げ売上げで気がおかしくなり、
人の気持ちがわかるペースで、人の為に成ることをやりたくなり、突然会社をやめて、貯金を使って
腕時計型の放射能測定器を研究開発している博士をサポートしながら生活をしているとのコト。
測定器が小型で持ち運び出来るサイズになれば、みんなが危険を感じ取れるようになるんだよ!って
熱く語るブランドン。

ピンポーンと鳴り、ブランドンがドアへ
どうやら隣人の方らしく、何やらブランドンがキッチンからグラスのセットを手渡している様子。
隣人は本当にもらっちゃっていいの?って
ブランドンは俺はいらないから持って行ってよって。

戻って来てどうしたのって聞いたら、使わないグラスをあげたんだよって。
もうモノに興味がないからと。
じゃあこのソファーとかTVとか観葉植物とかは?
ここに最初から全て置いてかれていた物で、自分が来たときは仕事で使うデスク用のイス1つで
引っ越してきたんだよって。
TVはただのオブジェになっているから売ろうとおもったんだけど、たいしたお金にならないから、
だったらTVが欲しい人に出会った時にあげれるようにおいといているんだって。

調味料も塩と胡椒とオリーブオイルだけだし、
鍋のふたも1つしかないから、米炊くのも、みそ汁にふたするのも大変だったし、
グラスは3つぐらいしか残ってないし、
冷蔵庫はコーヒー豆だけで、あとは肉の冷凍したものが沢山あるだけで、
それ以外は本当に物がない!

部屋を見回すとニューヨーカーなのにアートも飾ってないし、壁にあるのは鹿の角つき骸骨と
なんとも殺風景な部屋だな〜と想っていました。

料理担当なので、毎晩ご飯をつくっていたのですが、基本は鍋で米炊いて、みそ汁つくって、
ステーキ肉だけは冷凍庫にパンパンに入っているので、その肉を焼いて食べていました。
その肉を焼くときに、その肉を洗いだしたので、
なんで肉を洗うんだ?って聞いてみました。

すると
自分は8歳の時からコロラドの山の中で冬になるとおじいちゃんに連れられてハンティングをしていて、
野生の肉は洗わないと食べれないからその癖で肉という肉を洗っちゃうんだよねって。
若いときは山の中で動くもの全てを撃ち殺して遊んでしまい、命を粗末にしてしまっていたけど、
近年は弾を1つだけもって、心臓をめがけて一発で仕留めて、自分が食べる分の肉を得ているんだと。

去年の冬は60年以上狩猟をしてきたおじいちゃんでも今まで出会うことがなかった
馬鹿でかいエルク(鹿とムースの間の鹿のこと)を
1人で山に入り仕留めたんだ!って、雪の降る山の中で、8時間かけて1人でエルクを血だらけになりながら切り分けて、
馬にその切り分けた肉を載せる車を引かせて下山したんだよって。

その瞬間、謎が解けたのです。

えーーーーーーーっ
じゃあ、この何にも無い部屋に唯一ある大量に冷凍されている肉とか、
この殺風景な部屋に飾ってある鹿の角付きガイコツがそーなのーお!!!

その瞬間です。
何にも無いけど、すべてがここにある。っと感じたのです。

人生は受動的で、日々起こる事に振り回されるが、
どういう風に生きるのかという事は、
自分が唯一決める事ができる態度なのだ!

少ない貯金を食いつぶして、自分の信念に基づいて生きる決心をし、
都会の雑踏の中で、一点を見つめ、すべてを削ぎ落とし、自身の価値観と態度でこのニューヨークで
日々切磋琢磨して夢に向かっているニューヨーカー、ブランドンでした。




 
2013.10.15 Tuesday

よく聞かれマッス!

毎週末BIG Oで路上に立っていて聞かれるのが、
Tシャツ買ったらプリントしてくれるんですか?という質問です。

まあ、見た目はどうみてもプリントのセッティングなので、そう思われても仕方がない。。。と思っているので
こう答えます。

プリントを通じてオーガニックコットン(または栽培)、と資源の再利用化(リサイクル)を訴えているので、
そのメッセージを広くシェアするこの活動に参加をしていただければ、素敵なプリントをお返しいたしますよ。
なので、Tシャツを購入してもらう為にプリントをしている訳ではないのです。と

これでちょっと近づく人と、離れる人が出てきます。

そして着なくなってしまった物があれば、それにプリントをさせてもらえるとありがたいです。と伝えます。
理由はどんな物でも沢山の水やエネルギーを使用して生産されていて、それを捨ててしまうとそれを作るのに
使われた全てが無駄になってしまうからなのです。

この時点で離れた人はもういませんが、近づいてくれた人は親身に成って聞いてくれます。

例えば1枚のTシャツ、それが高級品であろうが、ファストファションの物であろうが、世界平均で1枚につき2000ℓの
水を使用してます。
そして、コットンは水資源が豊かな場所ではあまり育てられていません。
すなわち、我々は水資源が豊かな場所に住みながら何も育てず、水資源が少ない、もしくは枯渇している場所で育った物を
通じて沢山の水を輸入し、搾取するだけでなく、多数がそれを使い捨てているのです。
(我々はもう既に地球1.5個分の資源を使用してしまっています。=未来の分を使っちゃった。。。 そしてこの使い捨てを続けると地球3個あってもやってけないそうです。えええっー地球って3個もあったんだっあー)

だから使い古したものにプリントをして、もう一度大切に着ませんか?と訴えています。
もちろん新しい物を買う必要があるのであれば、オーガニックコットンの物をご用意しております。と

近づく人は大半が女性で、離れるほとんどは男性です。
もうこの時点で、世の中を女性に任せた方がいい事は一目瞭然です。

そうなると僕はプリントして、サーフィンして、山登って、畑やって、酔っぱらって、色をぐちょぐちょ混ぜるだけです!

と長くなりましたが、24年前に日本で1番最初にオープンしたパタゴニアの目白ストアが最近生まれ変わりました。
使えるB品や、きれいな古着などをアウトレット品と共に販売していくそうです。
そんな目白で行ったBig Organic projectでとーっても素敵な物にプリントをさせていただいたので、紹介させてください。

こちらの笑顔が素敵な方ですが、このボーダーの長袖カットソーをお持込みいただきました。
ボーダーのプリントが薄くなっていたので、どれぐらい着てらっしゃるのですか?と尋ねると、
10年も着ているとの事。しかも2代目で1代目は穴が空いちゃって、部屋着として使用しているそうです。
そんな大切な物にプリントを施す自分はいつもよりちょっと気持ちのいい緊張感を持ちました。
至福な感情を頂まして、誠にありがとうございました。



そして今度はこの3つのトートバッグ!!!



裏返すと3つのアルファベット!!!



そうです。お母さんと2人の子供の名前の頭文字です。
子供が産まれた時にいただいたバッグだそうで、同じプリントをして使いたいと教えてくれました。
自分は男なので子供を産んだ事はありませんが、自分の子供と接するときのお母さんの顔ウオッチャーとして言えるのは、
絶大なる愛がそこに在るということです。
そんな気持ちの入っているこの3つのトートはもうこの時点でそんじゃそこらのトートじゃないんです。
インクを載せている時に想ったのを思い出します。
このトートバッグは一生大切にされて、絶対にゴミにならないんだろうなって。
すうんごいうれしかったです。
たかがプリントですが、されどプリントです。
そんな大切なことに気づかせていただきました。
ありがとうございます。


またやりましょうね!


 
2013.05.23 Thursday

しいてたとえるなら

 お久しぶりの更新です。

突然ですが、自身のアートについて聞かれる事が増えたので、こんな事というか
こんな感じというのをお伝えいたします。

題してヨセマイトとは!

自身のアートのテーマはあえて言葉にするのであれば、それは受動態という言葉が一番しっくりときます。

それはスピードが関係していると思うのですが、そのテーマが始まったきっかけは子供が生まれ、東京から江の島へ、4つ輪から2つ輪へ移行したことからスキャニングのスピードが変わった時に出会った美しい里山です。そこには何も無いけど全てがあるという事。

人間が生きていく上で必要なこと3つ。
食べる事、笑う事、美に感嘆すること。
そのどれもが受動的であること。

オーガニックコットンを選択することで農家さんの健康被害と土壌汚染を軽減するメリットが生まれること、そしてそれは我々の消費活動が多いに関係していることを伝える活動である
Big Organic Projectのライブスクリーンプリントを通じて生まれたヨセマイト。

ヨセマイトとはヨセミテとダイナマイトの造語で、ヨセミテを訪れた時に感じた自然が生き生きグングンとして炸裂している様子を表現しています。
インクという自由に態度を表す液体を、自由に行動させることによって生まれます。

すなわち昨日登って来た常念岳でもそうですが、やつら自然は意図せずに好き勝手自由にやっているのです。
そこには死んでるやつ、生きている者、新しく生まれてくる者、腕の関節が真逆に折れちゃってるやつ、ねっこからぐうがっばあっーとめくれちゃってる人、そして何千年とそこに在る存在な石。
その横を今、今、今、今、いま、イマ、いまあっーって大声で叫びながら流れる
怒濤の水。

そんなナマな様子が素敵で、出会うたんびに笑顔にさせてくれます。


5月26日の日曜日、午後2時より渋谷ヒカリエ8Fにて、Jwave公開収録にて公開ヨセマイト制作をいたします。よろしければぜひ!
2013.02.04 Monday

Organics by the people

 
春です。立ちました!!!

最近のライブプリントをUPいたしました。
題して "Organics by the people"


因に
今週の水曜日(2/6)は雪の予報なので、
渋谷店でのBIG Oは中止となります。。。


2013.02.01 Friday

Tシャツ日和

 
なんだかさむい、さむい、あったかいね今日を繰り返し、そしてその明日はそのあったかいね!!!です。
Tシャツ日和!!!

ってなわけで、明日は1時半ごろからBig Oをやります@Patagonia Kamakura store!!!
Saleもやっているので、ぜっひいっ!!!

あと2月のBig O rganic by Little groupのスケジュールをUPいたしましたので、
ご確認ください。

よろしいようで。。。

2013.01.24 Thursday

BIG Organic

 
普段は平日の水曜日にしかやってこなかった渋谷店ですが、
今週の日曜日のBig O rganicは、渋谷店で行う事になりました。
時間は14時から17時となります。
ぜひっ!

前日の土曜日は鎌倉店でやっております。


2013.01.17 Thursday

Moromoro Nadonado

 
1月のLive screen Print by Little groupのスケジュールがUpされています。
基本、土曜日にやっていたPatagonia 鎌倉店でのLittle groupですが、
試験的に土、日の2日間にします。
ぜひBig O rganicをプリントを通じて楽しみましょう!

詳細はこちらをご確認ください。

で、
昨日のPatagonia 渋谷店ではこのような実験を試してみました!!!

題してえっ〜!!!
Paper Cutout Print!!!

先ず要らなくなったカレンダーなどの紙を自由にカットします!
*出来ればコート紙がいいと思います。

カットした紙をTシャツに載せます。
*これも出来ればオーガニックの物か、不要になった物にしましょう!


その上にヨセマイトで使用するブランクのスクリーンを載せます。
*ヨセマイトについては後ほど説明いたします。
そしてじゆう〜な感じでインク!垂らしちゃってください!

じゃっ〜ん!!!
これぞオリジナルっ!!!

使った紙も黒ベースの台紙に乗っけてフレーミングをすればあっ!!!
アートっすう!!!

Patagonia 渋谷店の3FにあるPatagonia Surf Tokyo storeにも!!!
左の版元を持っているのが、Surf Tokyoの店長のトールくん。
右が渋谷ストアの店長のタケちゃん。

こんな感じです。
も〜ちょい暖かくなったらPatagonia Surf Tokyoにて
このDIY, one of kind, live screen & Paper cutout printingのワークショップやりますんで!
なんとかこの寒さを乗り越えましょう!!!

そして最後になりましたが、ヨセマイトの説明になります。
ヨセマイトとはYosemiteとDynamiteの造語になります。
ブランクのスクリーンを使って自由な、そしてアブストラクトなプリントのスタイル名になります。
去年ヨセミテを訪れた時に感じた大自然の迫力をダイナマイトに例え、
その2つを掛け合わせたのと、
そのヨセミテに通い続け、写真を記録し続けている友人の渋谷ゆりちゃんが
自身の作品を見た時にヨセミテの岩肌を感じ取ってくれたのもこのヨセマイトスタイルプリントには含まれております。
そんな作品がUPされておりますので、
こちらもご覧ください。

これが昨日の渋谷店でのヨセマイトをされた方になります。
すてきですねえ〜っ!!!

これは大切な方の還暦のお祝いにいっちょやってちょ〜だいっ!と言われて刷ったものです。

みなさま
いつもありがとうございますう!




2013.01.14 Monday

at Bread & Beer

 
さぶいっ!

ですが、日の在るうちに壁画を製作いたしました。
場所は逗子にあります発酵工場!!!
その名もB&B!!
Bread & Beer!!!
Bakery & Brewery!!!

とにかく右に行く人、そして左に行く人、
こうして1つにとどまり作業をしていると地球の回転を感じます。

Paradise alleyのあさみちゃん!

ビール創る人とパンを創る人と僕

ビール(たぶんポータービアの度数を計るあきおくん)

そして地球はぐるぐるしている

ありがとうございます!


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